2006年4月20日 (木)

いまさら韓流ドラマ

わたしの韓流ブームは、いつも遅れてやってくる。

「冬のソナタ」を早い時期から見て絶賛していた母から、
そのあらすじをきいて、
「記憶喪失になって、名前まで変わってたって、 戸籍はどうしたわけ?」
と突っ込みを入れ、
「さ~ね。そんなところは説明してなかったわよ」
という母を、
そんな現実離れした話によく夢中になれるもんだ、
とバカにしていた。

それが、一昨年の年末に放送されていたのを、
母が見返していて、ちょうど帰宅時刻と重なっていたので、
なんとなく見ていたら・・・

見事に夢中になった(笑)。

見始めたら、思わず突っ込みを入れたくなるような設定も、
気にならないとは言わないまでも、
許してしまえるくらい面白かった。

とは言っても、ぺ・ヨンジュンファンの母と一緒に、
彼の出演したドラマの中で、おもしろそうなDVDを一通り見たら満足してしまい、それ以降はNHKで放送している「チャングムの誓い」を見たくらいで、他の作品は見ていなかった。
もともと、ドラマはほとんど見ないのだ。

それが、先日韓国を旅行したとき、
ホテルのテレビで、面白そうなドラマを発見してしまった。

それは、チェ・ジウとクォン・サンウが主演の恋愛もので、
毎晩放送されていたんだけれど、
言葉もわからない上に途中からなのに、毎日のように見ていた。

帰国して、さっそく調べたら、
それは「天国の階段」という、日本でも既に放送され、有名なドラマだった。

チェ・ジウが主演なので、見ようと思ったこともあったのに、あらすじを見て、「冬のソナタ」と設定がかなりかぶる上に、昼ドラばりのドロドロした関係が満載なのを知って、
「さすがにこれはちょっと・・・」
と敬遠していたものだった。

が、言葉がわからなくても見てしまったくらいだから、
きっと面白いに違いない!と、DVDを見たら・・・

やっぱり面白かった(笑)。

そこでわたしは考えた。

「なぜ、あらすじを見たらひいてしまうようなドラマに、
わたしはこんなに夢中になれるのか?」

で、結論。

美しい男女が、
相手のことを「好きだ~~~~!!!」
という気持ちだけで、
「会いたいのに会えない」
「せっかく会えたのに、結ばれない」
と、せつない涙を流し、
「やっと会えた!」
「やっと想いが通じた!」
と、喜びの涙を流す・・・。

その、表情を見て、
あふれでる感情を感じるのがこれらのドラマの醍醐味。

だから、言葉がわからなくてもよかったわけだ!

それゆえ、ストーリーは、主人公たちに、美しい涙を流させることができれば、どーでもいいとは言わないけれど、 設定がワンパターンでも、お涙ちょうだい的でもかまわないのだ(爆)。

そのかわり、主人公達が、存在感ある演技ができるかはもちろん、
「ただ眺めているだけでもいい!」
と思える顔かどうかという、 個人的な好みも大いに影響しそう(笑)。


しかし、そうは言っても、そのワンパターンぶりは半端じゃない。

確かに、現代を舞台にした場合、
「お互いにに好きなのに、離れ離れになってしまう」
「想い合う同士が再びめぐりあったのに、どうしても一緒になれない」
というような状況は、生じにくいものではあるけれど。

「天国の階段」を見終わったので、
同じくクォン・サンウ主演の「悲しき恋歌」を見始めたが、
これがまた同じような設定で・・・。
逆に、これだけ似たような設定で、よく違う話ができるものだと感心してしまうくらい(笑)。

というわけで、
「冬のソナタ」「天国の階段」「悲しき恋歌」
この3作品の共通点を探してみました(暇?)。

結末は書いていませんが、
上記3作品の内容がわかる記述もあるので(いわゆる「ネタバレ」です)、知りたくない方は読まないで下さいね。











(共通点)
・初恋の人をいつまでも忘れられない男女を主人公とした、 純愛ドラマである。

・主人公の片方は、恋人が死んだと思い込んでいるが、
あるとき、その死んだはずの人物が現れる。

・恋人が死んだと思い、絶望する主人公をささえた異性の存在があり、その人物と婚約をする。

・しかし、その婚約者との婚約式に、主人公は現れない。

・主人公全員が、片親、もしくは両親ともにいない時期がある。

・嘘をついてでも、二人の仲を引き裂こうとする恋敵がいる。

・主人公のうちの片方には、失明している時期がある。

・ネックレス、そして、恋人へのメッセージを吹き込んだテープが重要な小道具である。

・主人公の男性が、ピアノを弾く場面がある。

・海辺の家(もしくは宿)で、主人公が二人きりで過ごす場面がある。

・主人公が交通事故にあう場面がある。



思いつくだけでこんなにあった。。。
2つだけに共通する点なら、もっとある。
書いてみて、あらためてびっくり。

他に、これらの共通点にあてはまりそうなドラマ知ってますか?


あらすじをみると、
「またかい!」って感じだけど、実際に見てみると、それぞれ個性があるんだよね。


「冬のソナタ」は、とにかく、風景が美しいのが印象的。
そして、名台詞が多い。音楽も確かによかった!
他のドラマに比べると、「ひどい悪人」と呼べる人物がいないのも、日本人にとっては受け入れやすかった気がする。

「天国の階段」を、韓国で見たとき、
何が凄いと思ったかというと、主人公を愛してしまう準主役の存在感。
悪女役の女優が、もの凄い美人なのに、
嫌な女の迫力満点で驚いた。日本では爽健美茶の宣伝に出ている。
チェ・ジウを愛する、義理の兄役も、個性があってよかった。
竹ノ内豊とチェ・ジウが共演した、日本のドラマにも出ていた。

わたしが、あらすじを見て敬遠したように、
「いかにも」な設定の多さでは群を抜いているが、
主役級四人の存在感に引っ張られ、最後まで見てしまった感じ。

「悲しき恋歌」は、まだ最後まで見ていないけれど、
恋愛と男の友情との間で揺れるヒーロー、というのがポイント。
それから、ドラマの中で、主人公がつくる曲がなかなかいいので、音楽的にも楽しめる。

主演のクォン・サンウについては、「天国の階段」の短髪の御曹司役より、「悲しき恋歌」の髪長めの作曲家役のほうが、ずっとわたしの好み(笑)。

とまあ、こんな風にそれぞれ見所がありまして、
これだけ、同じような設定で、こんなにヒット作が生まれるなら、いっそのこと、上の共通点を必ず入れるという条件をつけて、シナリオを作ったらいいんじゃないかと思ってみたり(笑)。

これらの3作品は、主役を演じる俳優もかぶっていて、

2002年「冬のソナタ」 ぺ・ヨンジュン、チェ・ジウ

2003年「天国の階段」 チェ・ジウ、クォン・サンウ

2005年「悲しき恋歌」 クォン・サンウ、キム・ヒソン

と、一人ずつ変えているようなので(笑)、
今年あたり、キム・ヒソンと他の男優主演で、
同じような設定のものが見られるかもしれません(笑)!?

そんな予定ないって?

でも、また出たら凄いなぁ(笑)。

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